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千年杉に十代の女子高生が揮毫(墨書)! 入魂の儀を行いました!
平成16年の台風18号によって無惨に折れた御神木の根を掘り起こし、それを永久保存すべく2年前に建立した覆堂に扁額が奉納され、平成24年12月25日、入魂式を行いました。
扁額には、千年杉の樹齢に対し十代の若者に書いてもらいたいと予てから宮司が念願していたところ、通称「書の甲子園」とよばれる国際高校生選抜書展に昨年と今年、2連覇中の地元・中津北高等学校書道部に依頼。部員全員に「雲八幡宮千年杉」を書いてもらい、書道部顧問の渡邉郁靖先生と宮司が選考し、その結果、幸野真子さん(3年)の字に決定しました。
幸野さんは、「千年の歴史の中で力強く生きてきた千年杉のイメージに合わせて力強い書体で書いたと話ておりました。
また、扁額に使用したケヤキ板は、地元の溝渕美純さん、彫込みは柏木洋一さんがそれぞれご奉納され、ここに見事、画龍点睛を見ました。
入魂式が無事に行われた後、宮司があいさつで、「千年杉の御神木が折れたときは、正直心が折れそうでした。しかし、「先生(宮司)、この木は偉いですね!1300年祭(折れる前の年)までは倒れまいと、必死に生きたんでしょうね!」と折れた千年杉を撫でていた総代さんの話を思い出しながら、自然災害を始めいろいろと予期せぬ出来事が起こりますが、どんなことがあろうとも前向きに生きていれば災い転じて福と成すことができると信じて頑張ってきてよかったと今の喜びを語っていました。
来る平成25年、当宮へ初詣にいらした際、根くぐりをして頂き、災害や不景気に負けず力強く過ごすことが出来ますよう心からお祈り致しております。